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第1回 肥満 |
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文部科学省の調査によると、肥満傾向にある子どもの数は、この30年間で2〜3倍に増加し、小中学生の約10%が該当することがわかりました。
生活習慣を変えないまま大人になると、
将来、心筋梗塞や脳血管障害につながる可能性もあります。
今のうちに対策を取り、肥満を解消することが大切です。 |
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肥満の予防と対策 |
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決まった時間に3度の食事をする
食事の時間が決まっていなかったり、2度の食事で済ませている場合、1食当たりの摂取エネルギー量が多くなり、身体に脂肪が蓄積されやすくなります。3度の食事は、決まった時間に、適切な量を摂るようにしましょう。 |
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脂質を摂りすぎない
揚げ物やお菓子に多く含まれている、脂質の摂りすぎに注意。
脂質は体内で増えすぎると血管にたまり血流を妨げ、
動脈硬化などの恐い病気を引き起こします。 |
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1日30分間の運動をする
内臓脂肪を減らすためには、最低30分間の運動が必要です。
手軽に行えるウォーキングや、
膝の関節に負担が少ない水泳などがおすすめです。 |
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家族みんなが協力する
子どもだけの努力で、食事の改善や運動に取り組むことはできません。
親子でコミュニケーションをしながら食事を楽しんだり、休日は家族で遊ぶなど、
大人の協力が大切です。 |
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